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Tobitate House

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  • Kazuma Yuki

謎の男「協力してやることもやぶさかではない」


急いてはことを仕損じる。古来より受け継がれてきた、よい言葉である。前回見つけた素敵物件にはさよならばいばいをかましてきた。保証人の給料が1500万円必要とのこと。そんなやつはですね、こっちから切ってやりましたよ。

そんなわけで再び振り出しに戻ったトビタテハウス計画。暗礁に乗り上げた我々は、あの世界経済の行く末を決定する秘密組織「ダボス会議」の一角、Young Global Leaderである人物に協力を要請した…!

背筋と腹筋に裏打ちされた姿勢のよさ。低く力強い声。いまなお、現役時代の眼光はその光を失っていない。ちょっと怖かったため、ここでは目線を入れさせていただいた。

拙いプレゼン資料を持ち、虎ノ門前で降りる。そう、文部科学省がある駅だ。鋭い眼光に半泣きになりながらプレゼンをかました後、彼は重たい口を開いて言った。

「お前のやりたいことはわかった。協力しよう」

この日、トビタテハウスプロジェクトは真の意味で動き出したのだった。


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