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  • Kazuma Yuki

ねえさんのトビタテハウス体験記【大学院生の私がトビタテハウスで暮らした率直な感想】


 初めまして。私は、なぜか「ねえさん」というあだ名が毎回つけられてしま う大学院生である。何かしらの貫禄があるのだろうが、自覚がないことに恐怖 を感じている。  さて、私は、トビタテハウスに約3ヶ月居住させてもらった。トビタテハウ スを選んだ理由は、三ヶ月という短い期間で比較的安く住める場所が他になか ったからである。マンスリーやウイークリーマンションは高すぎて、苦学生の 私には選択する余地がなかった。  申し訳ないが、私は、面白い文章を書こうとすると滑ってしまう。その代わ りに、率直な感想が綴れればと思う。

 まず、居住をお勧めしたい人を5タイプに分けて下に示したい。

●居住をお勧めしたい人 ・精神的に「自立」している(したい)人 ・安く短期間東京に住みたい人 ・東京の中心に住みたい人 ・就活前・就活中の学生 ・普段話したことのないタイプの方と話したい人

 安く短期間で住めるということは、既に述べたので、他の4点について触れ ながら、特に印象的だった出来事を綴っていきたい。

●「狭っ!」から始まったトビタテハウス生活  安い、という安直な理由で住むことを決めたのだが、内覧をしないでいきな り住んだため、初日はずいぶん面食らった。正直にいうと、部屋が思ったより 、ずいぶん狭かったのである。  言い訳しておくと、私はどんな環境でも住める自信があった。大学生の頃は 自衛隊の次に厳しいと言われる「監獄」に住んでいたし、旅行ではいつも安い ゲストハウスに泊まっていたからである。  部屋は、確かにとても綺麗だったが、布団を3つ並べると、それだけでがい っぱいになってしまう狭さだった。最初はものすごく戸惑ったが、ルームメイ トが良い意味であっさりとした人たちだったので、お互い干渉しすぎず、思っ たより快適に過ごすことができた。トビタテハウスの方は、みなさん精神的に 「自立」しておられたので、人間関係はおおむね良好だったように思う。  ちなみに、壁が薄いので、音が気になりそうな方には、耳栓の使用をお勧め する。

●スカイツリー、隅田川、浅草寺を見ながら便利に通勤・通学できる!  私は今まで、山手線から外れて西の方に住んできた。コンビニのない村で生

まれ育った私にとっては、東京の西の方でもずいぶん都会に思えたのだが、東 京出身の方には、「ああ、西の方ね〜」とやや嘲笑気味に言われることが度々 あった。そんなことがあって、東京の中心部(山手線あたり)に住むことに興 味があった。  結果として、確かに中心に住むのは便利だと思った。東京駅までバスで一本 、そして、浅草からは銀座線、ちょっと歩いて蔵前から大江戸線に乗ることも できた。ここで利用できる全部の線は書かないが、立地的にはものすごく便利 であることを強調しておきたい。  しかも、スカイツリー、隅田川を眺めながら、通勤・通学できるのは最高だ と感じた。夜、疲れて帰ってきた時には、スカイツリーの煌めきを見て癒され た。時には、ちょっとだけ足を伸ばして、朝・夜の浅草寺の印象の違いを愉し むこともできた。  論文執筆で疲弊していたとき、トビタテハウスのみんなと思い立って隅田川 を眺めながら、小麦味のする美味しいパンをほおばったときは最高だったと懐 かしく思い出される。

●トビタテハウスの住人は刺激的!  トビタテハウスのメンバーは、とにかく刺激的。トビタテ留学JAPANを利用 した人も、そうでない人も、留学に行ったことがある方が多いせいか、いろい ろな面白そうなことを考えている。みんなキャラが濃い。さらに、立ち代わり 入れ替わり、いろんな人が泊まりにくる。だから、刺激が欲しい大学生には特 におすすめしたい。特に、就活や英語を頑張りたい人は、情報交換ができるの で最高の環境だと思う。私は、IELTSの試験を控えていたので、いろいろなコ ツを教えてもらったり、うまくいかずに落ち込んでいたときに励ましてもらっ たりして、ずいぶんお世話になった。また、普段、教育というあまり利潤を追 求しない分野を学んでいる私にとって、産業界で活躍している、または活躍す るであろう人と話すことは新鮮に感じられた。

 最後に、トビタテハウスは、学生や社会人によって実質的に管理・運営され ていることを賞賛したい。彼らは、忙しい合間に、上手に時間をつかって住人 の意見を聞いたり、集金したりしていた。さらに、トビタテハウスに人が絶え ないのは、メンバー一人一人の自立と支え合いのバランスが取れているからで あることを申し添えたい。みんな、気が付いたときに、洗い桶にあるお皿を片 付けたり、洗剤を補充したりして、自分のできることをしていた。  将来教育者を育てる立場になりたい私にとって、このような次の世代を担う 人たちがときに葛藤しながらも頑張っているのをみて、日本の希望はここにあ ると感じた。年齢や立場を超えて、面白い人と触れ合いたい、または面白い人 になりたい人は、トビタテハウスを訪れることを強くお勧めしたい。


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Tobitate House